町民の自宅時間充実のために

 本年度スタート以来、コロナウイルス感染症の影響により生活は一変しました。いまだ対処法も確立できず、誰も経験したことのない終わりの見えない状況に、自分が最初の感染者になりたくないという恐怖の中でウィズコロナやアフターコロナという新しい生活様式が定着しつつあります。

 日本中が元気になるはずのオリンピック開催も見送られ、プロスポーツも無観客での試合が行われている状況にあります。身近なところに目を向けても、各種イベントを中止せざるを得ない状況が続き、行政も新たな支援策や手法など日々模索されていると考えています。また、医療関係者においても色も臭いもないコロナウイルスへの恐怖と戦い続けているかと思います。さらに、家庭においては、自宅にいる時間が増えたり行動が制限されることによりストレスがたまり、コロナ離婚という言葉までが聞かれるようになりました。経済活性の観点からも、町民一人一人の生きがいの観点からも、この状況下においても団結し孤立していない何らかの状況をつくる必要性を強く感じることから、以下質問します。

 

  1. 商工会にてテイクアウト・デリバリーの飲食店を紹介し、募集も行っています。認知度や利用状況の現状を示してほしい。
  2. 2014年頃から全国的に乾杯条例制定の提言がされた時期があります。本町においても、同僚議員からの提言がありましたが、実施に至っていません。
    都心部だと、注文した飲食物をデリバリーするサービスがあり、近隣だと仙台市においても企業のほかタクシー会社とも連携してデリバリーを行うサービスもあります。しかしながら、本町においてデリバリーは商圏として成り立たず、民間の参入は難しいと考えます。町内飲食店の応援も含め、自宅での家族団らんやプライベートの時間を充実させるために、毎月、何週目の何曜日は、大河原町はテイクアウトをして自宅時間を楽しむ日のようなものを本町が制定してはどうか。
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