非常備消防団の活動力強化を
消防団員は、班が設置されている地域で生活をし、公務員に準ずる立場でもあり、地域を思い、地域に一番密着している団体だと考えています。この消防団の責任感、地元密着意識、組織力は、地元地域を元気にして、その地域力の結集というのは町の力とも解釈できます。地域住民にさらに消防団活動を理解していただき、消防団員の確保及び異常天候による災害に備え、体制強化が急務と考えることから、以下質問いたします。
- 現在の消防団員は、定員300名に対して276名(平成29年3月31日の成果説明書)となっている。この人数と年齢構成で適正と考えているか。
- 現在、大河原町消防団において、申し合わせ事項として定年制の実施があります。申し合わせ事項ではなく、決定事項として定年制を設けてはどうか。さらに、退団された方々でOB会の設置をしていただき、団員確保や予防消防等の活動をしていただく提案を町からしてみてはどうか。また、従来進めている団員確保の結果について、どのように考えているのか。
- 4年前の大雪やことしの雪による積雪の際、主要道路や通学路等は早急の対応で除雪が行われました。しかしながら、住宅地前や歩道においては、自然に解けるまで放置されている箇所も多く見られ、日常生活に大きな影響を及ぼしていました。自宅前については、自助・共助で雪かきをすることは当然とも考えておりますが、高齢化や独居世帯がふえる現在において、その当然とも思うことができなくなっていると感じ、これまで以上に対応策を真剣に考えなければいけないと考え、以下質問します。
- 大雪による積雪の際は、地域の生活弱者救済のため、消防団へ出動をお願いすることも必要ではないか。
- 朝、学童の安全を見守る交通指導隊に対しても、路上にある融雪材の活用を率先してお願いする必要もあるのではないか。
あわせて、本町は4年間、死亡事故がゼロ件であります。今後の安全対策や防犯における安全・安心への対応強化も、消防団同様に必要とされるがどうか。