保育士の待遇改善のためにも

 保育士不足の問題は山積しているが、なかなか解決に導かれる策が打ち出されない。町としても処遇改善に努力していると感じる。今後の方向性について伺う。

 

  1. 大河原町だけ給与を上げても近隣との奪い合いが発生する懸念があると町長も話されていました。中核病院の保育所は、中核病院構成市町で負担しているが、それを参考にして、仙南広域行政組合を窓口として構成市町の保育士を一括で給与面、配置先などを管理することは提案、または検討できないのか伺います。
  2. 町財政運営で苦慮され、執行においても優先順位があることは承知しておりますが、町運営の桜保育所の建てかえ、充実を早急に行うことはできないか。
     当町には小規模保育事業所があり、2歳児から3歳児の受け入れ体制など、保育所との連携も含め、有効に活用されていると考えています。
     しかしながら、正直有資格者の確保や財務にはかなりの苦労があると考えます。全国的に見ても待機児童解消のために行政から無理を頼まれた結果、施設面積不足や有資格者不足にみらる違反事業者が多数存在していることも国の調査で明らかになっております。
     また、今現在当町の新生児は200名余りで、減少に転じているかと思います。生産年齢世代や子育て世代に魅力ある町とするためにも先を見越した町運営の施設が重要になってくると考えるが、いかがでしょうか。
 一覧へ戻る