町民が誇れる地元PRを目指したい
私が議員になってからも、各議員から大河原町の観光のあり方について数多く提言がなされていると考えております。私自身も以前、河川活用について一般質問を行っておりますが、より具体的に再度質問させていただきます。
何と言っても当町一番の観光資源は、桜並木を有する白石川であると考えることから、今後について以下質問します。
- 例年白石川右岸を会場とする桜まつりは、国内外問わず多くの観光客でにぎわいます。当町河川敷は、町保有でないことから、柴田町のように桜の開花に合わせた開会の微調整が難しいと考えます。関係諸団体との兼ね合いもあると思いますが、例えば占用期間を早目に設定しておき、開会予定日より早まったときには対応できるようにするなどの対応を、どのように考えているか。
- 私自身、例年駅前広場の観光案内所にて週末案内をさせていただくことがあります。地元の外国語通訳ボランティアの方が1名来てくれて、本当に必要性を感じました。特に、アジア圏では、観光雑誌に白石川河川敷の桜、船岡城址公園の観音様が掲載されているそうです。何となくではなく、ピンポイントでこの地を訪れています。今後どのように広げていくのか。
- さきに町長にもお渡ししておりますが、柴田町では地方創生先行型交付金事業を活用し、平成27年度インバウンド推進事業として、PR雑誌、DVDの作成を行っております。さらには、国内版DMOとして、地元で趣味として手芸を行っている方の作品を活用し、1袋のセットにしております。この地方創生型の交付金は、近隣市町村と連携し、民間活力の導入により受けやすくなると聞いております。当町も参考に作成し、1年を通し、例えばほか市町村からの視察時の資料等、さまざまな場面で活用できるのではないでしょうか。
- このDVDはドローンを使用して空撮されております。今さまざまな場面でドローンの利用価値が話題になっており、日々進化しております。災害や環境調査を含め、ドローンの活用が必要だと考えます。飛行には航空法があるため、町保有か地元測量会社等に保有及び管理を委託するとか、方法が多数あると思うが、検討できないでしょうか。
- 河川活用に関して、花見期間に限らず通年利用を考えられる景観を考慮した施設の設置は可能でしょうか。右岸河川敷では、ふだんから仲間で集まれるスケートボートの資材が置いてあります。町民みずからが率先して利用、活用できるスペースはとても大切だと考えています。例えば、桜まつり会場付近や大河原公園付近の河川敷を利用したバーベキューや芋煮会会場の設置などできれば、近隣町で秋の紅葉を楽しんだ観光客が大河原町に移動し、蔵王を眺めながら外で外食できるスペースが大々的に設置されていると、なお好ましいと考えますが、いかがでしょうか。