大河原町の食育に関して

 近年、どの市町村においても食育問題に関して多く議論されております。私もかかわる仕事柄この問題に関しては日々勉強させていただいております。とれたて状態の野菜を使用しなくなり原体がわからなくなるカット野菜が好まれたり、調理済みの総菜が好まれたりと、現在の食生活は食事をとればそれで満足なようにもとらえられます。本来家庭の食卓が食育教育の基本であります。しかし、核家族化が進行し夫婦共稼ぎの現代、食卓が一家だんらんの場という考え方はできないのが現状ではないかと感じております。現に朝食をとらない、栄養の偏り、生活習慣病の低年齢化が深刻であります。そのような中で誰が子どもに対して食の大切さを教え伝えることができるのかを考えたとき、子供たちにとって一番身近な学校給食がそれに当たるのではないかと考えます。大河原町の食育教育について、どのような取り組みが行われているかお聞かせください。

 

  1. 学校給食または教育現場における食育教育は具体的にどのようなことを行っているのか。
  2. 給食使用数量全体に対して地場野菜の使用割合はどのくらいなのか。
  3. 本来あってはならないことですが、メディアで魚の切り身が海を泳いでいると思っている子供や、店頭にてカットされていない品物を見て「初めて見た」とびっくりしている親子がいらっしゃるのが現実です。家庭における食育教育能力が低下する以上、何かしらのきっかけづくりを行わなければいけないと感じてしまいます。子供が変わることで同居する大人にも影響を与えることが可能ではないかと考えますが、いかがでしょうか。
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